【厳選】2025年版「新NISA」対応『インド株 投資信託6選!』

(最終更新日:2025.11.3)

【結論】
最優秀ファンドは

「iTrustインド株」
「+αインド」「SBIインド」「iFreeNEXTインド」も かなり優良




「新NISA」対応『インド株6選』

結論はこの6本です!

運用開始日が早い順に並べました

選定条件

① 運用開始から1年以上経過している
② 純資産が100億円を超えている
③ 経費率が1%未満である

今回の選定条件は、運用期間の短いファンドが多いため、この3点に絞りました

また、情報の公平化のため、各証券会社の情報ではなく、Yahoo!ファイナンスの情報で統一しました
Yahoo!ファイナンスさん!ありがとうございます

まず、投資信託を扱っている主な証券会社から確認しましょう

主な取り扱い証券会社

( 2025.11.3 時点 )

SBI・iシェアーズ・インド株式インデックスは、SBI証券松井証券のみ購入可能ですが、大手ネット証券で、ほぼ購入可能です

インド株の投資信託は、以下の記事でインデックスファンド、アクティブファンドという括りに、こだわる必要はありません

最も重要なのは、投資信託のパフォーマンスです

そてについては、以下の記事で解説しています

『インド株ファンドは、インデックスなのか?アクティブなのか?』(インデックスファンドに、こだわりすぎなくてもいい理由)




パフォーマンス比較(リターン重視なら?)

リターン重視なら、実績から アクティブファンドを選ぶ

今回比較する6本の投資信託は、全て分配金実績がないので、株価推移で比較します

まず、インデックスファンド4本の比較です

比較期間は、昨年(2024年)運用開始の投資信託があるため、1年で比較します

① インデックスファンドの比較

【1年 比較チャート】

【トータルリターン(1年)】

(ヤフーファイナンスより)

①「SBIインド」➡ ▲6.56%
②「iFreeNEXTインド」➡ ▲7.08%
③「楽天インド」➡ ▲7.36%
④「eMAXISインド」➡ ▲8.55%

インデックスファンドは
多少の差はありますが、ほぼ同じ
強いて言えば「SBIインド」「iFreeNEXTインド」

SBIインドは「SENSEX30」指数に連動することを目指し
それ以外の3本は「Nifty50」指数に連動することを目指しています

将来的に「SENSEX30」と「Nifty50」のどちらが、いいパフォーマンスになるのかは分かりません(過去の実績推移から日経平均やTOPIX同様に大きな差はないでしょう)

この中で、最もいいのは「SENSEX30」のSBIインドです
「Nifty50」の中では、iFreeNEXT インドが、最もいいです

同じ指数に連動しながら、リターンの差が出る大きな要因は、 コストの影響を含めた トラッキングエラー(指数との乖離率)です
(S&P500や、全世界株のインデックスファンドは、トラッキングエラーはとても小さく、誤差レベルですが、インド株のインデックスファンドは、市場の特性から、トラッキングエラーが発生しやすく、その値も大きくなりがちです)

eMAXIS インド楽天インドは、後述しますが、経費率がiFreeNEXT インドより安いにも関わらず、リターンが劣っています
これは、トラッキングエラーが 比較的 大きいことが要因でしょう

次に、インデックスファンド4本の中からSBIインドiFreeNEXT インドの2本をピックアップし、アクティブファンドと比較します

② 2本を除外した4本の投資信託比較

ここからは「イーストスプリング・インド・コア株式」は、名称が長いので、愛称の「+αインド」と呼びます

比較期間はiFreeNEXT インド以外が、3年未満の投資信託なので、1年で比較します

【1年比較チャート】

【トータルリターン(1年)】

(ヤフーファイナンスより)

①「iTrustインド」➡ ▲4.99%
②「+αインド」➡ ▲5.03%
③「SBIインド」➡ ▲6.56%
④「iFreeNEXTインド」➡ ▲7.08%

アクティブ、インデックス 混合では
多少の差は ありますが、アクティブ優勢
そして、この傾向は 継続している

アクティブファンドの、iTrustインド+αインドの、優位性が高いです

なぜ、インデックスファンドは、アクティブファンドに勝てないのかは、上述した『インド株ファンドは、インデックスなのか?アクティブなのか?』に書きましたが、そもそも、インド株の場合、インデックスファンドは、指数(インデックス)についていくのが難しいことが要因です

「iTrust」は、直近「+αインド」に対し、リターンが上回りましたが、この2つのファンドは、今後、どちらに軍配が上がっていくのでしょうか?

私は、この4つのファンドに対し、1年半以上、ブログ『タクドラたみ』の米国株投資で、少額の積立をし検証しています
気になる方は、参考にしてください

インデックスやコストに こだわるなら

インデックスファンドへのこだわりや、コストへのこだわりを、強く持つ人は多いと思います

6つの投資信託の純資産額とコストを確認しましょう

投資信託純資産額経費率
iTrustインド
(アクティブ)
1,122.85億円0.9828%
+αインド
(アクティブ)
182.38億円0.9905%
iFreeNEXT インド
インデックス
1556.36億円0.473%
SBIインド
インデックス
828.96億円0.3138%
eMAXIS インド
インデックス
268.01億円0.44%
楽天インド
インデックス
359.37億円0.308%

( 純資産額・経費率:2025.11.3 時点 )

経費率は、インデックスファンドの方が低いです

純資産額も、運用期間を踏まえれば、インデックスファンドの方が、伸びている傾向です

この6本の投資信託は、購入時の手数料は無料ですが
しかし、+αインドは、この6本の中で唯一、解約手数料(基準価格の 0.30%)が発生します

何に投資すればいいのか?

ここからは、私見が入ります

① リターン重視なら

現状を踏まえれば、iTrustインド+αインドの2択です

② インデックスとコスト重視なら

将来的に、コストの低いインデックスファンドの方がリターンが高くなるなると、信じ切れるのであれば、iFreeNEXT インドSBIインドeMAXIS インド楽天インド の4択です(4つの投資信託の経費率の差は、ぶっちゃけ誤差レベルです)

③ その他

・私は、iTrustインド+αインドiFreeNEXT インドSBIインドの4本をNISA口座で積立しています

・おすすめしにくいですが、ポイントや、投資信託のブランドの統一感に、こだわるのであれば、楽天インド
eMAXIS インドも、選択肢に入るでしょう
ただし、これらは、投資の本質から離れているので、私はこの基準で投資信託を選びません

・インデックス(指数)を「SENSEX」にかけるなら、SBIインド1択です
他のインデックスファンドは「Nifty50」への連動を目指しています
とは言え「SENSEX」と「Nifty50」の差は、誤差レベルで ほぼないです





最後まで読んでくださり、ありがとうございます

投資スタイルは、人によって千差万別

この内容が、少しでも参考になればうれしいです

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私はSBI証券で 4本のインド株投資信託を積立しています

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