インデックスファンドにこだわりすぎなくてもいい理由
「えっ⁉ ファンド選びって、インデックスファンド1択ではないの?」
という声が聞こえてきそうです
しかし、インド株のファンドの場合、答えは
「NOです!」
ここで考えないといけないのは
自分自身が、インド株のファンドを、どのくらいの期間運用するか?です
インド株投資は、ブームに乗って、リターンの最大化を目指す投資です
投資のブームは、10年くらいで変わります
今は、米国株1強ですが、インド株は次のブームとして可能性を期待する投資です
したがって、投資期間は、長くても 20年程度でしょう
その短い期間の投資で、インデックスファンドにこだわり、リターンの最大化が目指せなかったとすれば本末転倒です
「全世界株」や「S&P500」のように、生涯の投資対象として超長期で運用を考えているのであれば、リターンの最大化を目指す上で、選択の優先順位は「コストの低いインデックスファンド」になるのは、言うまでもありません
しかし、インド株投資の場合、考え方を変える必要があります
インド株投資で、最重要なのは、インデックスファンドファンドへのこだわりや、コストの最安値ではなく、ファンドのパフォーマンスです
私自身インド株のファンドは、インデックスファンドとアクティブファンドに、各2本ずつ計4本、積立投資していますが、インデックスファンドは、アクティブファンドに負け続けています
期間が長くなれば、インデックスファンドの多くは、アクティブファンドに勝ってきたという実績で、インド株ファンドも、インデックスファンドからのみ選択するというのは、いい選択と言い切れません
しかし、今後、どうなるのかは分かりません
それゆえ、インデックスファンドにも積立し続けています
しかし、なぜ、インド株のインデックスファンドは、アクティブファンドに、負け続けるのでしょうか?
その理由の一つは、インド株のインデックスファンドは、指数についていくのが困難だからです
なぜ、インド株ファンドは、指数(インデックス)に ついていくのが困難なのでしょうか?
マネックス証券の動画と、SBI証券の記事で、理由を見ていきましょう
マネックス証券の解説
マネックス証券の、動画の要約は 以下の通りで、インデックスファンドは、コスト面で不利な状況にあります
【インデックスファンドが指数についていくのが難しい理由】
① 税務管理コスト
② 指数に連動させるための売買コスト
③ 株の売却益に対する税金
SBI証券の解説
SBI証券の、記事では、以下のように解説されています
インド株式インデックスファンドがベンチマークとある程度乖離してしまう最大の要因は、インド株式インデックスファンドは主に先物取引でインデックスとの連動をめざしており、インド株価指数においては現物と先物との価格差が大きいことが挙げられます。また、ファンドの信託報酬や先物取引のコストもベンチマークと乖離する要因となります。(引用元:SBI証券)
インデックス VS アクティブ 長期好成績のインド株式ファンドは?|SBI証券 投資情報メディア
インデックスファンドのトラッキングエラー(指数との乖離)について
ここでは、メジャーな投資信託「eMAXIS Slim S&P500」と比較します
「iFree NEXT インド株」は、インド株インデックスファンドの中でも かなり優秀です
さすが、大和さんですね!
とは言え、相対的に、インド株インデックスファンドは、米国株の S&P500(米国株)のインデックスファンドに対し、安定性が低く、指数との乖離が大きくなる傾向です
過去1年で見た時、3%や4%も 指数から乖離しているようでは、インデックスファンドとしては、かなり厳しいと感じます
ただし、今後、アクティブファンド勢が、コケる可能性も考えられます
将来的に、インド株ファンドは、インデックスが勝つのか?アクティブが勝つのか?
それは分かりません
しかし、上記の理由から、インド株への投資は「インデックスファンドに、こだわりすぎる必要はない」と言えるのではないでしょうか
最後に
最後まで読んでくださり、ありがとうございます
ところで、私たちはどのファンドに投資すれば、いいのでしょうか?
これについては、私の別のブログで解説しています
ぜひ、参考にしてください
投資スタイルは、人によって千差万別
この内容が、少しでも参考になればうれしいです
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