米国配当株ETF『SCHD』は なぜ選ばれるのか?「3つの魅力を解説」

ETF

( 投稿日:2025.1.28 )

『SCHD』➡ ①高い分配利回り ②増配 ③株価上昇の、三重取りが狙える 欲張りなETF

こんにちは!タクドラたみです♪

人気の米国高配当株ETF『SCHD』の
魅力について、表などのデータを元に、シンプルに要約します

「SCHD」3つの魅力

「SCHD」の 大きな3つの魅力

① 高いトータルリターン
② 高い分配金
③ 高い増配率

この記事を書いている時点(2024.1.28)で『SCHD』の分配利回りは、3.77%です
100万円『SCHD』を買えば、税引き前で、年37,000円の分配金を受け取ることができます

しかし『SCHD』には、高配当以外にも魅力があります

高いトータルリターン

バックテストポートフォリオ資産配分を使用し筆者編集(2025.1.27)

『VOO』は、今をときめく「情報技術セクター(エヌビディア・アップル・マイクロソフト)」や、「一般消費財セクター(アマゾン・テスラ)」などの、ビッグテック銘柄多く含まれています

一方、『SCHD』は、ディフェンシブ銘柄が多く「ヘルスケアセクター(ファイザー・アムジェン・アッヴィ)』や、「エネルギーセクター(シェブロン)」、「生活必需品セクター(コカ・コーラ)」などが、上位組み入れ銘柄です

このラインアップを比べると、『VOO』に対し『SCHD』は大健闘していて、いずれ訪れるであろう株価の下落局面に強いETFということが分かります

【直近10年の実績】

バックテストポートフォリオ資産配分を使用し筆者編集(2025.1.27)

「標準偏差」は、株価の値動きの大きさを表す数値です
「シャープレシオ」は、リスクを取った分に対し、株価上昇の見返りを表す数値です

『VOO』はもちろん、『VIG』『VYM』も、私は5本の指に入る優秀なETFと認識しています
その中で『SCHD』は、平均的な数値を示しています

この優秀なETFに、そん色ない実績の『SCHD』は、優秀なETFと言えるでしょう

【分配金・株価 実績】

( 「 moomoo証券 」のデータを元に筆者編集 )

株価、分配金、ともに、右肩上がり傾向です

この美しいチャートは『SCHD』が、支持される大きな要因でしょう

一時的な、株価上昇で、大儲けを狙うETFではなく、長期的に、再現性の高い資産を拡大を目指す、投資家にとって、好まれるETFです

高い分配金と増配実績

【分配金・分配利回り 推移】

( 「 moomoo証券 」のデータを元に筆者編集 )

分配金が 上昇しながらも、分配利回りは 一定の値をキープしています

これは、株価上昇の上昇と同じくらいのペースで、増配されていることを意味します

『SCHD』は、高い分配金利回りに加え、株価上昇と増配が狙える、希少なETFです

【分配金・増配率 推移】

( 「 moomoo証券 」のデータを元に筆者編集 )

上の表は、『SCHD』設定来の、年間の分配金と、増配率をまとめたものです

一度も、減配がないのは、リーマンショック以降に誕生したETFと言われるかもしれませんが、年平均増配率が、11%を超えているのは、驚異的な実績です

年利10%以上の投資商品は詐欺と言われることも多いです
しかし、ETFの構成銘柄などを踏まえれば、この実績は納得できるでしょう

この高い実績を10年以上、継続しているのも『SCHD』の魅力です

【未来の分配金予想について】

では『SCHD』を保有すれば、将来、どのくらいの分配金を得ることができるのでしょうか?

私自身、大いに気になったので、皮算用と分かりつつシミュレーションしました

未来は、いつでも不確実という前提で、気になる方は、下の記事をご覧ください

ちなみに、増配率が現状の11.48%で維持されれば、6~7年で受け取る分配金額は2倍になります

100万円『SCHD』に投資したら、将来、いくら分配金がもらえるのか?(分配金・増配実績からのシミュレーシ)

まとめ

SNSや口コミなどの情報で「SCHD は、スゴい!」というのを見聞きすることが多いと思いますが
この記事でまとめた実績値は『SCHD』が、確かなETFという裏付けになるでしょう

『SCHD』➡ ①高い分配利回り ②増配 ③株価の上昇の、三重取りが狙える 欲張りなETF

この記事で触れていない『SCHD』の本質については、下の記事で解説しています

【『SCHD』の本質】「SCHDはどうやって組成されているのか?」

SCHDへの投資法

日本の証券会社から直接ETFの『SCHD』に投資できませんが
投資信託で間接的に投資することが可能です

投資信託は「SBI・SCHD」と「楽天・SCHD」の2本のみです
それぞれ、SBI証券、楽天証券で購入が可能です

この2つの投資信託は、昨年(2024年)の後半に誕生したばかりです
まだ、トラッキングエラーなどが分からないため
どちらが優秀な投資信託なのかは まだ判断できません

しかし、経費率のみで比較すると
「SBI・SCHD」が 年率0.1238%
「楽天・SCHD」が 年率0.132%

で、超誤差レベルですが「SBI・SCHD」の方が優勢です

「SBI・SCHD」の正式名称
SBI-SBI・S・米国高配当株式ファンド(年4回決算型)
「楽天・SCHD」の正式名称
楽天・高配当株式・米国ファンド(四半期決算型)

それぞれの証券口座は下のリンクから無料で解説できます

SBI証券

楽天証券


最後まで読んでくださり、ありがとうございます

ひとりでも多くの人が、いい投資ができるといいですね

この内容が、少しでも参考になればうれしいです

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この記事は「moomoo証券」からのデータも使いました
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