(投稿日:2025.7.8)
【結論】
① ベトナム株投資は魅力的
② 2035年~2040年頃までが投資時期
③ サテライト枠として投資する
こんにちは!タクドラたみです♪
今回は、ベトナム株投資の魅力と見通しについです
投資アプローチについては、下の記事に書いていますので
そちらも、合わせて ご参考ください
【新NISA対応】『ベトナム株 投資信託 2選』「iFreeNEXTベトナム」vs「+αベトナム」
【魅力①】高い経済成長率と人口ボーナス
① 経済成長率
ベトナムは近年、実質GDPが年6~7%台での推移を維持し、アジアでもトップクラス
2025年、米国が1%台前半、注目度の高いインドが6%台半ばです

② 人口ボーナス
ベトナムの平均年齢は32歳、日本の48歳と比べかなり若いです
「人口ボーナス期」であり、若年層が多く、労働人口の割合が高いため、今後も、生産力の増加が期待され、消費の拡大(内需拡大)が見込まれています
ベトナムの「人口ボーナス期」は、2040年頃まで 続く見込みです

③ 一人当たりのGDPの現在地
2025年時点、ベトナムの1人当たりGDPは、約4,800USドル
日本の1人当たりGDPが、約4,800USドルだったのは、1975年
つまり、現在のベトナムは、50年前の日本と同じ程度です
【1人当たりのGDPの目安】
国民一人当たりのGDPが3,000ドルを超えてくると
農業国から工業国へ移行し、都市化が進んできます
国民一人当たりのGDPが4,000ドルを超えてくると
中間所得層が増加し、消費の質が「量」から「質」へ移行します
国民一人当たりのGDPが5,000ドルを超えてくると
教育・医療・インフラなど「生活の質の向上が加速」します

【魅力②】「チャイナ・プラスワン」
中国の人件費高騰などの影響で、ベトナムは、人件費の安さや 政治が安定していることで「次の世界の工場」として期待されています
韓国の「サムスン」や、米国の「アップル」「ナイキ」などの、多くのグローバル企業がベトナムに製造拠点を移しています
【ベトナムが「チャイナ・プラスワン」として期待される 3つの理由】
① コストの低労働力
➡ 中国より人件費が安く、若く豊富な労働人口を抱えている
② 地理的・物流面の利点
➡ ベトナムは 資源の少ない国ですが、中国と陸続きで 原材料の輸入コストが安く、輸出入のインフラも整っている
③ 政治・経済の安定性
➡ 国策として、外資を呼び込む方針や、自由貿易協定を拡充している
【魅力③】フロンティア市場から新興国市場への格上げ
今年(2025年)10月、ベトナム株は、FTSE(フィツィー)で、フロンティアから、新興国への格上げされる見通しです
そうなると、ベトナム株は、より多くの指数(インデックス)に採用されることにより、資金流入が期待されます
そして、今後、MSCIでも、新興国に格上げされれば、さらに、資金流入が見込めます
ベトナム株投資について(見通し)
割安感
【過去との比較】
・ベトナム株のPERは、現状14~16倍程度で推移
・過去5年の平均PERは、15~17倍で、適正から やや割安で推移している
【地域比較】
・ベトナム株:約15倍
・インド株:約22倍
・米国株:約27倍
このことから、ベトナム株は、相対的に割安と判断できる
今後の展望
私は、現所では 2040年頃が、ベトナム株のピークになると想定しています
【理由】
①「人口ボーナス期」は、2024年頃までの見通し
② かつての「日本」「中国」は、今のベトナムの経済成長の現在地から、約15年でバブルが弾けた
③ 投資のブームは、約10年で代わる
(現時点が、新興国株ブームであれば、10年後には新興国株ブームは 終了している)
いつまで投資するのか?
未来のことは分かりません
その前提ですが、私の現時点の投資方針は以下の通りです
① 2030年~2035年くらいまで、ベトナム株の投資資金を入れていきます
② 2035年以降、ベトナム株から投資資金を少しずつ引き上げていきます
③ 2040年頃までには、ベトナム株から投資資金を完全に引き上げます
ベトナム株へは
2035年頃から、投資資金を引き上げ始め
2040年までには、完全に投資資金を引き上げる
(もちろん状況に応じて、変更することも視野に入れています)
したがって、生涯投資する「コア投資」ではなく
あくまでも「サテライト枠」として投資する
(資産運用ではなく、ロマンを追求する投資)

最後まで読んでくださり、ありがとうございます
ひとりでも多くの人が、いい投資ができるといいですね
この内容が、少しでも参考になればうれしいです
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