【比較検証】「VIG」と「VYM」増配率を考慮すれば 将来の分配金は どちらが多くなるの?

(最終更新:2025.1.20)

2024年末(最新)の
分配金実績を考慮したシミュレーシ

こんにちは!タクドラたみです♪

人気の米国高配当株ETF「VIG」と「VYM」に、100万円投資したら、将来の分配金は、どっちが多くなるのか?を、シミュレーションしました

以前から、私自身、興味があったので、この結果を共有したいと思います

シミュレーションの結果のみ見たい方は、目次から「シミュレーション結果」にジャンプしてください

当然ですが、未来のことは、誰にも分かりません

シミュレーション結果は、未来を約束するものではなく、一つの目安に過ぎません

とは言え、少しでも、配当金投資に夢を感じれたら嬉しいです

シミュレーションの算出方法

算出方法

①「VIG」「VYM」ともに、設定来の増配率は、年平均成長率(CAGR)を使う

② 2024年末時点の分配利回りをベースに算出する
 「VIG」1.73%
 「VYM」2.74%

③ 1ドル150円で算出する
(2025.1.16 時点:1ドル155.90円)

未来の、増配率、利回り、為替(1ドル何円なのか)など、誰にも分かりません

あくまでも、過去のデータ等を元にした、機械的なシミュレーションしたことは、大前提として捉えてください

過去の実績から増配率(CAGR)を算出

「VIG」「VYM」年度別 分配金実績

平均増配率は、設定来の 有効実績を使いました

「VIG」「VYM」ともに、2006年に設定されましたが、初年度は、それぞれ分配金が、年4回 支払われていないため、2007年以降の実績で算出しました

シミュレーション結果

算出のデータは、2024年末時点までの「VIG」「VYM」の分配金実績と
平均増配率(CAGR)を元に行いました

20年後に年間の受取額は逆転する

年間の、分配金の受取予想額は、以下の表の通り、20年後、年間の受取金額は逆転し「VYM」より「VIG」の方が多くなります

29年後に累計の受取額は逆転する!

そして、ここでは、表にはしませんでしたが、累計の総受取額は、29年後に逆転する算出結果になりました

分配金の比較表は、以下の通りですが
この記事の元にした詳細な表は、以下のリンクから見ることができます
“「VIG」「VYM」分配金予測”

【課税口座の場合】

【非課税口座(NISA口座)の場合】

【チャートで比較】

左(スマホなら上)が課税口座、右(スマホなら下)が非課税口座(NISA)です

一見、同じように見えますが、左横の金額のメモリに注目してください
金額のメモリの差に、気がつくと思います

おそらく60年、運用できる人は、少ないと思いますが
仮に、60年運用した場合

NISA口座の場合、課税口座に対し
「VIG」「VYM」ともに、約25%分配金が多くなります

金額の差は、元本が100万円の場合
「VIG」の場合、約37万円
「VYM」の場合、約14万円
の差になります

しかし、仮に、元本が10倍の1,000万円だとすれば
その10倍の差になります

いずれにせよ、時間の経過とともに「NISA口座」と「課税口座」の差が、どんどん広がっていきます
可能であれば「NISA口座」を優先し、投資たいですね

「VIG」「VYM」のどちらに投資すればいいの?

寿命が約30年未満と想定するなら「VYM」一択です

寿命が約30年以上と想定し
未来の分配金に期待するなら「VIG」を
選択するのもいい
でしょう

③ ただし、トータルリターン(値上がり益+分配金)は「VYM」より「S&P500」の方が、高くなることが想定されます
しかし「VIG」は、株価の下落時(暴落時)に「S&P500」より、下がらない傾向があります
株価の値下がりが気になるのであれば、ポートフォリオに「VIG」を組み入れるのもいいでしょう
資産の最大化を目指すなら「S&P500」のがいいでしょう

④ とは言え、投資先を1択にする必要はありません
「VIG」「VYM」「S&P500」など、人それぞれの環境や価値観、ライフプランに合わせるのがいいと思います

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最後に

最後まで読んでくださり、ありがとうございます

今後も、不定期ですが、この記事は 最新のデータを使い リライトしていきますので、よろしくお願いします

この記事が、投資戦略の参考に少しでもなれば嬉しいです

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【タクドラたみのおすすめ証券口座】

私は、「VIG」と「VYM」に SBI証券で 投資しています!
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