
こんにちは!タクドラたみです♪
今回は「ディオゲネスの名言」から
幸福に生きるためのヒントを探ります!
「ディオゲネス」の プロフィール
ディオゲネス(前412年?~前323年)は
古代ギリシアの哲学者
アリストテレスの弟子で、ソクラテスの孫弟子
質素な生活を重んじ、社会の常識や欲望を批判
「真の自由」を追求した思想家
樽で生活をしていたことから「樽のディオゲネス」と呼ばれたり
犬のような生活をしていたことから「犬のディオゲネス」と呼ばれたりしている
【アレクサンドロス大王と ディオゲネスの エピソード】
ディオゲネスには、様々な逸話がありますが
その中で、有名な一つに
アレクサンドロス大王が、ディオゲネスを訪ねた時
大王の「余はアレクサンドロスである」に対し
彼は「余は犬のディオゲネスである」と答え
大王が「(金銀など)欲しいものはあるか」と聞くと
彼は「(そんなもん要らん!そんなことより、あんたが そこに立つと 日陰になってしまう。一歩移動して)日の光を遮らないでくれ」と言い
大王が「余が恐ろしくないのか?」と聞くと
彼は「いったい、あなたは何者ですか? 善い者? それとも、悪い者?」と訊ねた
大王が「むろん、善い者だ」と答えると
彼は「それでは、誰が善い者を恐れるのでしょうか」と言った
そして大王は「余がアレクサンドロスでなければ、ディオゲネスになりたい」語った
いう逸話があります
アイキャッチ画像は、その時の様子が描かれたものです
(アイキャッチ画像:Diógenes de Sínope – Toda Matéria より転用)
ディオゲネスの名言 13選
① つねに死ぬ覚悟でいるものが、真の自由な人間である
② かの金持ちは財産を所有するにあらず、奴の財産が奴を所有しているのだ
③ 名門・名声は悪(搾取)を示す仰々しい飾りである
④ 賢者のみが自由人にして、卑劣な人間は奴隷である
⑤ 自惚れは進歩の障害である
⑥ 読書は量ではなく、役立つように読むことが問題である
⑦ 愚人から褒められても嬉しくない。多くの人から褒められたりすると、私も愚人なのではないかと心配になる
⑧ 私に祖国などありません。私はただ天下の下で暮らしているだけなのです。私は天下の住人です(世界市民主義)
⑨ 人は、目の前にいる友人だけではなく、そうでない友人のことも忘れるべきではない
⑩ 休みたいのなら、なぜ休まないのか
⑪ 食べるということが、おかしなことでないのなら、いつどこで食べてもおかしなことではない
⑫ 何もしない事、それが平和だ
⑬ 私が死んだら、そのへんに捨てておくれ
拝金主義に染まり、地位や名誉にしがみつくと、人生はハードモードになりそうですね
私たちは、必要以上に多くのモノを欲しがる、大量消費社会の奴隷なのかもしれません
こころを身軽にし、本当に必要なものだけで 生きれれば、多くの人は、今のように頑張る必要は なくなるしょう
また、他人との比較競争から逸脱すれば、妬みや嫉妬から解放され、今より、こころが豊かになれるように感じます
人は、私も含め、いずれ この世を去ります
あっという間の人生でしょう
地位や名誉に縛られ、妬みや嫉妬で誰かを憎むことで、自らを苦しめる時間は もったいないですよね
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