こんにちは!タクドラたみです♪
今回は、5/24~25時点の実績を元に、米国株11セクターの株価パフォーマンスを比較していきます。
比較は、それぞれの代表的なセクターETFの実績を用いました。
景気循環
11セクター比較の前に、景気循環の表で、金利を合わせ見ながら整理すると、下の表の通りになります。
現時点の位置は、高金利ですが、今後、金利が下がっていくであろうというのが、マーケットのコンセンサスです。
市場は、大まかに、上の表の感じで、循環していきますが、必ずしも、この通りになるとは限りません。
しかし、妥当な線で判断するなら、昨年(2022年)「エネルギー」が好調であり、現状「エネルギー」ーが停滞し始めているので、今後、期待できるのは「生活必需品」「ヘルスケア」「公益」「通信」の4セクターです。
セクター別株価パフォーマンス推移
日本時間の5/24の夜、米国の株式市場が動いている時、集計した為、いくらかのズレがあることは、ご了承ください。
株価パフォーマンスの良い、上位3セクターを黄色で網掛し、パフォーマンスの悪い、下位3セクターは赤色で網掛しました。
【直近、特にパフォーマンスのいいセクターについて】
・「通信」「情報技術」「一般消費財」は、ハイテク、グロース銘柄が比較的多いです。
利上げの打ち止めが近づいている期待感で、グロース銘柄中心に上昇要因になっています。
【直近、特にパフォーマンスの悪いセクターについて】
・「エネルギーセクター」:原油価格の下落が、パフォーマンスの低下の要因です。
・「公益セクター」:電力会社が中心です。原油価格が下落しているとは言え、発電コスト高の影響でパフォーマンスは悪いです。
米 株次郎が狙っている注目セクター
ずばり「生活必需品」と「ヘルスケア」です。
この2つのセクターは、セクターローテーションの順序的にも狙い目ですし、また「公益」「情報技術」に比べ、安定的な値動きをしているからです。
個人的には、この2つのセクターの中から、財務諸表などを見て、割安な銘柄があれば、自分のポートフォリオのバランスを考慮し、拾っていくという考えです。
生活必需品セクター「VDC」上位組み入れ銘柄
ヘルスケアセクター「VHT」上位組み入れ銘柄
まとめ
・セクターローテーションでは「エネルギー」から、「生活必需品」「ヘルスケア」「公益」「通信」に、移行すると考えられる。
・「公益」「通信」に比べ「生活必需品」「ヘルスケア」の株価が安定傾向なので、比較的、安心して買いやすい。
今回は以上です。
この記事が投資の参考になれば嬉しいです。